Youth Leadership Adventure Spring 2026, Rokko

未来につながる、君の第一歩
グローバルに認められている4つの修了証や資格を同時に取得

Youth Leadership Adventureへようこそ!
ここは、「好き」と「将来」をつなげたい中高生のための、少し先の未来へのスタートラインです。

自然の中で学ぶ、本当のリーダーシップ

活動の舞台は、自然の中。
野外での生活やグループでのプロジェクト、トリップを通して、主体性や協調性、粘り強さ、創造的に考える力、自分を見つめる力を、実際の体験から育てていきます。リーダーシップの理論も学びながら、実際にチームをまとめ、決断し、行動する経験を重ねることで、どんな場面でも生かせる「使えるリーダーシップ」が身についていきます。

世界で評価される実績を手に入れよう

このプログラムでは、ただ楽しく過ごすだけではなく、世界で通用するリーダーシップと環境への視点、そして救急法資格を身につけます。修了すると、グローバルに認められている修了証や資格が手に入り、国内外の大学や選抜プログラムに出願するときに、しっかりアピールできる「本物の実績」になります。

環境と命を守る力を、君の手に

環境問題は、これからの時代を生きる私たちにとって、避けて通れないテーマです。
Youth Leadership Adventureでは、環境倫理について学び、自分の行動が未来にどうつながるのかを、体験を通して考えます。また、どんな活動にも欠かせない「安全」を守るための救急法も習得します。仲間の安心を守り、状況に応じて冷静に判断し行動できるスキルは、どんな進路を選んでも、必ず役立つ力です。

一生ものの経験が、未来の自信になる

ここで得られるのは、修了証や資格だけではありません。
自然の中でのチャレンジや、仲間との協働を通して、「自分で考え、動き、学び続ける力」が育っていきます。それは、進学のためのポートフォリオを充実させるだけでなく、将来グローバルに活躍したいと考えている人にとって、大きな武器になります。

君の挑戦が、未来を変える

中高校生活のうちに、一歩先の自分に投資してみたい人へ。
国内外の大学進学や、将来のキャリアにつながる実践的な経験を積みたい人へ。
Youth Leadership Adventureで、その一歩を踏み出してみませんか。


開催要項

目的
  • グローバルに活躍できるリーダーシップ、環境倫理、救急法を実践的に学び、将来の進学やキャリアに直結する力を育てる
内容
  • 野外での探究・協働活動(野外生活、バックパッキングトリップ)、リーダーシップ実践、環境倫理実践、救急法講習、修了証/資格取得
日程
  • 2026年3月25日(水)10時集合~
     3月29日(日)17時解散 4泊5日 

 新幹線を利用して参加される場合、新神戸駅からスタッフが集合場所までご案内します

集合解散場所

場所

  • 活動拠点:六甲山YMCA  
    神戸市灘区六甲山町北六甲875
対象
  • 中学3年生~高校3年生
定員
  • 12名

 先着順 最少催行4名 奨学生制度参加者を含む

主催

  • 学校法人大阪YMCA
    YMCA総合研究所YELL研修事業

募集期間

  • 2026年1月10日(土)10時開始 

 定員に達し次第受付終了(キャンセル待ち)となります

受講料
  • 99,000円(先着4名限定)
    109,000円(5名以降)

 指導料、教材費、食材費12食、保険料、資格認定料 

スケジュール

1日目 3月25日(水)

10:00集合 
六甲山YMCA着
OPENING CIRCLE 健康チェック
規範づくり 役割分担 LOD
昼食(持参弁当)
野外生活技術演習
トリップ準備
炊事演習
CHOW CIRCLE 夕食
環境倫理
SOLO TIME
COURAGE CIRCLE
LODふりかえり
入浴
22:00就寝

※LOD;Leader of The Day リーダー担当を決めて実践する方法
※CHOW CIRCLE 食前に行う情報共有や感謝の集い
※SOLO TIME 一人で1日を振り返る時間
※COURAGE CIRCLE 1日の活動を通じて相互に称賛したり課題を解決する集い

2日目 3月26日(木)

6:00起床
炊事 朝食
健康チェック
トリップ準備
トリップ出発
昼食(行動食)
野営地着
生活環境づくり
環境倫理
SOLO TIME
炊事 夕食
CHOW CIRCLE
COURAGE CIRCLE
LODふりかえり
22:00就寝

3日目 3月27日(金)

6:00起床
炊事 朝食
健康チェック
トリップ準備
トリップ出発
環境倫理
昼食(行動食)
環境倫理
野営地着
SOLO TIME
炊事 夕食
CHOW CIRCLE
COURAGE CIRCLE
LODふりかえり
22:00就寝

4日目 3月28日(土)

6:00起床
炊事 朝食
健康チェック
撤収
トリップ準備
トリップ出発
昼食(行動食)
YMCA着
片づけ
SOLO TIME
救急法
BANQUET
CHOW CIRCLE
COURAGE CIRCLE
LODふりかえり
22:00就寝

※BANQUET 遠征帰着を喜ぶ食事会

5日目  3月29日(日)

6:00 起床
炊事 朝食
健康チェック
救急法
昼食(給食)
救急法
片づけ
LODふりかえり
SOLO TIME
CLOSING
17:00解散

参加要件

安心して参加できる環境を大切に

Youth Leadership Adventureでは、参加するみんなの健康と安全、そして楽しく充実した体験を何よりも大切にしています。すべての人が安心して挑戦できるように、「安全にプログラムに参加するための基本ルール」を定めています。これらのルールはすべてのプログラムに共通していて、たとえばバックパッキングなど特別な活動のときには、追加の条件が設けられることもあります。

もし体調や持病などで不安なことがあっても、事前に相談すれば、できる範囲でのサポートを行います。安全を守りながらプログラムの内容を根本的に変えない範囲で、一人ひとりに合わせた対応を考えますので、遠慮せずお問い合わせください。

状況によっては、参加を別のプログラムで受け入れることもあります。
健康状態や医療面、アクセスに関して気になることがある人は、申し込みの前に気軽に質問してください。あなたにとってベストな形で冒険に参加できるよう、一緒に考えていきます。

「安全かつ効果的にプログラムに参加するために必ず満たすべき基本条件」

一般的事項

  • 自らの意思で参加を希望する。
  • 口頭および/または視覚的な指示を理解できる。
  • 緊急時において、日本語で基本的な安全に関する指示を理解できる。
  • 個人的な苦痛、ケガ、または援助の必要性を伝えることができる。
  • 水分補給、栄養補給、トイレの使用、衣服の着用など、基本的なセルフケアと衛生を自身で整えることができる。
  • 環境や動植物、設備に関連するリスクについて説明を受け、理解し、指示に従うことができる。
  • 少なくとも1日間は自然環境の肉体的、精神的厳しさに適応できる。
  • 不整地でも補助なしで歩行できる。
  • グループのタスクや責任に貢献する能力と意欲がある。
  • 自分自身とグループにとって身体的、精神的に安全な環境を維持し、貢献できる。
  • 自然環境を尊重し、Leave No Traceの原則を順守できる。
  • 自立して行動し、集団の一員として活動することができる。
  • 飲酒や喫煙はしない。
  • (治療中の方;事前にご相談ください)医療従事者/親/保護者が定めた投薬と治療計画を順守できる。

バックパッキングトリップ

  • 少なくとも12kg程度の重さのバックパックを背負って、必要に応じて休憩を取りながら3〜4時間、山道をハイキングできること。
奨学金制度

奨学金制度

経済的に参加が難しいユースを積極的に支援することを目的に、Youth Leadership Adventure Scholarship Programを設定しています。参加費の免除や割引を提供する経済的支援制度で、申請書と所得証明に基づく審査と面接を行っています。

奨学金制度に選ばれたみなさんには、支援してくださった企業などの方々へ、学びや感謝の気持ちを伝える機会が設けられています。参加は必須となります。

  • プログラムで得た学びや支援への感謝を、報告会に参加して直接支援者の方々にプレゼンテーションしていただきます。
  • プログラム修了のおよそ1年後には、学んだことをどのように活かしているかについて報告書を提出していただきます。

みなさんの成長や実践の様子を、支援者の方々へ伝える大切な機会となります。

【個人情報の取り扱いについて】

当奨学金制度に関してご提出いただいた申請書類や面接でお伺いした情報は、大阪YMCA個人情報取り扱い規定に基づき、適切かつ厳重に管理・保護いたします。いただいた個人情報は、選考及び奨学金支給の目的以外には使用いたしません。

また、奨学金制度を利用して参加しているかどうかの情報は、他の参加者に対して一切開示しませんので、安心して申請してください。

Spring 2026, Rokko 奨学生募集要項

  • Gold Scholarship:参加費全額免除 1名
  • Silver Scholarship:参加費半額免除  1名

①書類選考
 受付期間:2026年1月9日(金)〜1月23日(金)必着
 ※奨学生申し込みは先着順ではありません

  • 提出先:〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-5-6 大阪YMCA会館7F
    大阪YMCA YMCA総合研究所 YELL研修事業部  Youth Leadership Adventure 係
  • 申請書提出(様式①;12月24日よりダウンロード可)
    – 参加動機(なぜこのプログラムに参加したいか)
    – プログラム終了後にどのように学びを活かしたいか
    – 現在の学校名と学年 
    – 家庭状況(家族構成、経済的背景の簡単な説明)
    – 奨学金を必要とする理由 
    – 連絡先メールアドレス
  • 所得証明として以下のいずれかを1点ご提出ください。
    – 最新の市民税課税証明書または非課税証明書
    – 所得証明書(地方自治体発行) 
    – 源泉徴収票(給与所得者の場合)
    – 確定申告書の控え(自営業者の場合)
    – 給与明細書(直近3か月分)

②書類選考結果のご連絡

  • 日時:2026年1月30日(金)18時までにEメールにて通知します

③面接

  • 実施期間:2026年2月2日(月)~2月13日(金)
  • 書類選考を通過された方を対象に、オンライン面接(15分程度)を実施します。
  • 面接には、支援企業等の方も参加します。日時は調整の上決定します。

④面接結果のご連絡

  • 日時:2026年2月20日(金)18時までにEメールにて通知します

⑤奨学生決定

  • ご参加の支援を開始いたします
Scholarship Program支援企業・団体

Youth Leadership Adventureプログラムの趣旨に賛同し、次代を担う若者の育成活動に支援・協力をいただいています。温かいご支援のおかげで、経済的なハードルを越え、より多くの若者が本プログラムに参加し、リーダーシップやチャレンジ精神を育む機会を得ています。

持ち物

テントやスリーピングマット、寝袋、レインウェアー、バックパック、食器、調理器具等の装備は準備しています。以下の個人装備の準備が必要となります。

ニット帽子、ネックウォーマー、手袋、タイツ、靴下、アンダーシャツ、シャツ、トレーナー、フリースジャケット、ジャケット、長ズボン(保温性のあるもの)、靴、タオル、洗面用具、入浴用品、ヘッドライト(予備電池含)、軍手、マイハシ、マイカップ、弁当(1日目昼食)、水筒、薬/衛生用品、筆記用具(3色ペン;フリクションペンが望ましい)

詳細は受講確定後にご案内いたします。

修了証、資格等

全日程に参加しプログラムを満足に修了すると以下を取得できます。取得費用はすべて参加費に含まれます。

  • 活動証明書
    5日間のリーダーシップトレーニングに参加したことを証するJapanese-English Certificate
    発行:学校法人大阪YMCA
  • リーダーシップ研修修了証
    -Outdoor Leadership Experience
    認定:Wilderness Education Association Japan米国サイト
  • 環境倫理修了証
    -Certificate of Completion,Leave No Trace Workshop
    認定:Leave No Trace Japan (米国サイト
  • 救急法資格-チャイルドケアプラス™
    小児、乳児、成人のCPR、AED、止血、チョーキング、その他の応急手当
    認定:MFA JAPAN (米国サイト
インストラクター

私たちの指導者には素晴らしい才能があります。それは、若者をそれぞれの道へと導く機会を心から深く大切に思っていることから生まれるものです。彼らはアウトドアも大好きです。ここで、彼らのプロフィールをご覧いただけます。

プログラムや受講者人数により、参加する指導者や人数は異なります。お申し込みのプログラムの指導者については、開催決定後にご案内いたします。

プロフィール

林 健児郎(KEN)

大阪YMCA YMCA総合研究所 YELL研修事業長。日米の大学院で修士課程を修了。 修士(学術)、M.S.Health & Physical Education。指導・環境・安全のグローバルスタンダード資格をそれぞれ認定できる野外教育指導者として、子供キャンプから学校研修、企業研修を数多く企画運営指導。キャンプ・野外教育・環境倫理指導者養成講習、救急法・救急法インストラクター講習、野外救急法講習も実施している。
No Challenge, No Growth.をモットーに、近年はトレイルランニングやウルトラマラソンに挑戦中。しまなみ海道77.7k、淡路島一周156k、兵庫県縦断176k、琵琶湖一周176k、丹後Ultra Marathon 100k、四万十川ウルトラマン100k、65Cannonball Run Rainbow完走他。毎月六甲山全山縦走中。
Wilderness Education Association, Outdoor Educator、Leave No Trace, Level 3 Instructor、MFA MEDIC First Aid🄬 Instructor Trainer、Wilderness Medicine Training Center, WFA Instructor。Wilderness Education Association Japan副代表理事、Leave No Trace Japan理事。
公益社団法人日本キャンプ協会キャンプディレクター1級、中学校・高等学校専修免許状(保健体育)、中学校・高等学校教諭1種免許状(保健体育)、小学校教諭2種免許状。SDGs検定修了、Certified Mental Health First Aider (MHFA-Japan)。


岡野こころ(Kokoron)

三重県伊勢市出身。旅すること〜遊ぶこと〜食べること〜が大好きな野人!フリーランス(遊び心)。大学時代、自然体験活動の楽しさ、面白さに魅了され、野外教育を専攻。約20年国立青少年教育振興機構に勤務し、山・海・川・里の自然を活用した体験プログラムの企画・運営や指導者養成に携わる。現在は、地元三重県をフィールドに、身近な自然の中での子どもの遊び場づくりや地域の小中学校の体験学習に関わりながら、次世代を担う子どもたちの郷土愛や創造性を育む体験プログラムを展開するとともに、県内の自然体験活動指導者の養成事業等に関わっている。(一社)明和観光商社体験事業スタッフ、YMCA研修事業スタッフ、皇學館大学非常勤講師、高田短期大学非常勤講師。


渡壁美帆(Mixo;みぽ)

広島県福山市出身。福山YMCA国際ビジネス専門学校在学中に、スポーツとキャンプの指導の楽しさに魅了され、広島YMCAに入職。水泳とキャンプで多くの指導経験を積む。フリーランスになり、西日本を中心にさまざまなキャンプや研修に携わり、現在は水泳指導、野外活動指導をおこないながら、器械体操の指導もおこなっている。人と関わることが好きで、自然も好きだが虫は苦手。広島YMCA非常勤スタッフ(水泳、野外活動)、YMCA研修事業スタッフ、公益社団法人日本キャンプ協会キャンプディレクター1級、Leave No Trace, Level 1 Instructor。

※2026年1月10日(土)10時開始

お問合せ:Emailまたは直通電話へご連絡ください。

outdoor-training@osakaymca.org

ディレクター直通:080-9064-4325(林)


ユースを対象にした新たなリーダーシップ育成プログラムであるYouth Leadership Adventure(YLA)は、大阪YMCA VISION150が掲げる「『出会い』と『語らい』をデザインする」という理念を、体験的に具現化する場です。

YLAにおける「出会い」とは、まず多様な背景や価値観をもつ仲間、自然、そして自分自身との出会いを意味します。国内外で展開されるプログラムの中で、参加者は環境や文化の異なる人々と協働しながら課題に挑み、自分の考えを広げる機会を得ます。また、野外での共同生活やバックパッキングトリップ、リーダーシップ実践などを通して、これまで触れたことのない世界や価値観に出会うことで、個としての成長と他者理解を同時に深めていきます。

一方で「語らい」は、単なる会話や意見交換を超えた、内省と共有による学びの営みです。YLAでは、毎日の「CIRCLE(サークル)」や「SOLO TIME(静思の時間)」などの振り返りの場を設け、感じたことや考えたことを仲間と語り合い、自分の言葉で表現する機会を大切にしています。こうした対話を通じて、他者の考えに耳を傾け、自分の価値観を再構築しながら、共に学び合う関係が築かれます。

このように、YLAは「出会い」と「語らい」を戦略的にプログラム設計に組み込み、若者が自然・人・社会とつながりながら、持続可能な未来を担うリーダーへと成長していくための実践的な教育環境を提供しています。それはまさに、VISION150の掲げる“出会いを創造し、語らいから未来をデザインするYMCA”の理念を、次世代育成の現場で具現化する取り組みといえます。


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