野外教育指導者養成講習"> 野外教育指導者養成講習

Wilderness Education Association Japan
野外教育指導者養成
受講者募集中

転載:WEAJホームページ

一般社団法人Wilderness Education Association Japan(WEAJ)は、WEAとの連携協定のもと2013年に設立し、北米以外では初めてWEAの商標及びロゴの使用と、英語以外の言語によるカリキュラムの運用を行いました。2018年には、WEAとの同盟協定を締結し、WEA以外の団体では世界で初めて、独立してWEAの公認システムを運用を行なっています。今日では、アメリカだけでなく、アジア各国の野外指導者の架け橋となっています。

ミッション

野外教育指導者養成のカリキュラムの開発、運用、公認、評価を通じて、業界基準を確立することにより、野外教育指導者のプロフェッショナリズムを促進します。

ビジョン

すべての野外教育指導者が、業界基準を満たすことにより、参加者の安全を確保と、持続可能な環境を維持し、質の高い野外体験を提供できるようになることを目指します。

アクション
  • 公認指導者の育成と支援
  • 公認団体の管理と支援
  • 野外教育指導者業界基準の整備
  • 野外教育研究の推進
  • 野外教育指導者の情報交換の場の提供
  • 野外教育関連団体との連携協力
ヒストリ
  • 2002年12月 奈良教育大学にて国内初のWEAワークショップ(1日)
  • 2003年8月 米日コラボによる初のWEAアウトドアリーダーコース(14日間)@グランドティトン
  • 2004年6月 国内初のWEAスチュワートシップコース(4日間)@北信
  • 2008年2月 WEAが18ポイントカリキュラムから6コアコンポーネントにカリキュラムを改訂
  • 2012年6月 新カリキュラムによる国内初のWEAワークショップ(4日間)@東京YWCA野尻キャンプ
  • 2012年9月 WEAワークショップ実行委員、参加者によりWEAJ設立準備委員会設立
  • 2013年3月 WEAJ設立準備委員会によるWEAアウトドアリーダーコース(10日間)@アパラチアントレイル
  • 2013年6月 第1回WEAJカンファレンスにてWEAJ設立@京都友愛の丘
  • 2014年6月 第2回WEAJカンファレンスにてWEA連携協定調印@お台場東京国際交流館
  • 2015年6月 第3回WEAJカンファレンス@福岡アクア博多
  • 2016年4月 LNTクロスジャパンがKEEN EFFECT受賞し80名以上のLNTトレーナーが育成
  • 2016年6月 第4回WEAJカンファレンスにてWEAカリキュラム使用協定調印@仙台夢メッセみやぎ
  • 2017年6月 第5回WEAJカンファレンスにて一般社団法人へ移行@お台場東京国際交流館
  • 2018年6月 第6回WEAJカンファレンス@長野犀北館ホテル
  • 2018年10月 WEAアウトドアリーダー国際カンファレンスにてWEAとの同盟協定を締結@ユタ州スノバード
  • 2018年4月 US4IRIOMOTE全国キャラバンスタート
  • 2019年6月 第7回WEAJカンファレンス@国立赤城青少年交流の家
  • 2020年6月 第8回WEAJカンファレンス初のオンラインカンファレンス開催@京都宇多野ユースホステル
  • 2021年4月 LNT部門がNPO法人リーブノートレイスジャパンとして独立
  • 2021年10月 第9回WEAJカンファレンス@下関市立青年の家

転載:WEAJホームページ

スクリーンショット 2015-10-31 9.50.40

野外指導者に必要なスキルとして、「野外生活技術」「遠征計画」「リーダーシップ」「リスクマネジメント」「環境に対する責任」「教育」の6つの柱が示されています。その全てのスキルを横断するものとして「判断」が挙げられており、WEAカリキュラムにおいて最も重要なスキルと位置づけられています。それ以外に、クライミング、パドリング、スキーイングなどの指導者が選択する「冒険活動の指導技術」と、「野外救急法」は、WEAのコースの中では完全に補完されず、指導者が各自の責任で取得します。

8.1.判断

判断は、意思決定をするために、既存の知識と過去の経験を統合し、状況に応じた最適解を選択するスキルです。適切な判断ができなければそれ以外の全てのスキルを効果的に使うことができません。正確で普遍的な判断は野外指導者にとって必須です。

野外指導者は…

  • 野外指導において、自分の判断について包括的で一貫性のある説明ができます。
  • 特定の状況において関連するさまざまな情報を包括的に分析できます。
  • 教育効果、ミッション、参加者、状況に応じて最適な意思決定ができます。
9.1.野外生活技術

野外生活技術は、野外を安全に旅行し、食料、水、シェルターを確保するための、野外において環境に対する責任と持続可能な技術です。

野外指導者は…

  • 環境に合わせた適切な装備、服装の準備、選択、修理ができます。
  • 安全な移動とナビゲーションができます。
  • LNTに基づいたトレイルの選択、キャンプ生活ができます。
  • 適切な水分補給、食事、衛生管理ができます。
9.2.遠征計画

遠征計画は、数日間の野外遠征を計画し、実行するための知識とスキルです。

野外指導者は…

  • 安全で快適な数日間の遠征ルートを計画できます。
  • 効率よく、美味しく、栄養価のある食事を計画できます。
  • 団体の方針やリスクマネジメントの基準に基づいて遠征を計画できます。
  • 装備、交通手段、資金を管理できます。
9.3.リーダーシップ

野外におけるリーダーとは、さまざま条件において、参加者の目的を達成するために、リーダーシップ理論を理解し、効果的なコミュニケーションをとり、参加者に対して適切に介入できる、信頼ある人です。

野外指導者は…

  • 状況に応じたリーダーシップ理論を説明し実行できます。
  • 自己のリーダーシップスタイルを理解し、適切に発揮できます。
  • リーダーの役割を説明できます。
  • リーダーシップのロールモデルを表現できます。
  • ツーウェイのコミュニケーションをとることができます。
9.4.リスクマネジメント

リスクマネジメントは、参加者とスタッフのリスクを体系的に分析し、最小化する計画を立てるとともに、事故から法的なリスクを最小化するための知識です。

野外指導者は…

  • 一般的なリスクマネジメントの用語、概念を説明できる。
  • 野外における一般的なハザードを同定できる。
  • プログラムの計画、実行、評価においてリスク評価ができる。
  • 緊急時において捜索、救助を実行する知識と技術がある。
9.5.環境に対する責任

環境に対し責任を持つためには、地域の生態系と文化を理解し、持続可能な遠征計画と実行ができ、現在及び将来の世代のために自然を

野外指導者は…

  • 環境に対する思想や実践のもととなった出来事、人々、概念を説明できる。
  • 遠征の計画と実行において、持続可能な実践し、参加者に指導できる。
  • 野外倫理を持ち、野外指導者として適切に振る舞うことができる。
9.6.教育

効果的な教師は、体験学習理論を応用し、効果的な学習体験を計画、指導、評価し、参加者が主体的に学べるように支援します。

野外指導者は…

  • 野外指導に関する基本的な理論と原理を説明できます。
  • 野外を活用して目的を達成するために効果的な学習体験を計画できます。
  • 野外でさまざまはティーチングテクニックを応用できます。
  • 授業前、中、後に適切な評価ができます。


    Outdoor Leader Experience

    引用:WEAJホームページ

    アウトドアリーダーシップエクスペリエンス(OLE)は、参加者に、WEAの教育手法と教育内容を紹介し、野外遠征の楽しさと、WEAの価値を理解してもらうことを目的としています。

    OLEはコース修了を認定するものです。資格を認定するものではありません。

    受講対象者

    大阪YMCA総合研究所指導者養成事業では、以下を対象に実施しています。

    • キャンプインストラクター養成講習受講者
    • キャンプディレクター2級養成講習受講者
    • CI・D2・D1指導者フォローアップ講習受講者
    • Leave No Trace Japan LNE Level1インストラクターコース受講者

    ※講習によりOLE対象ではない場合があります。

    講習形式
    • 集合講習
    カリキュラム
    • 1泊以上のオーバーナイトでの遠征。
    • WEAカリキュラム WEA6+1に基づく指導。
    • Leader of the Day (LOD)体験。
    • スチューデントティーチング体験。
    修了証
    • Outdoor Leader Experience 修了証
      発行:大阪YMCA総合研究所
    登録諸経費
    • 受講対象の講習費用以外に支払う費用はありません

    会員の所属

    • WEAJ準会員の権利(年会費2,500円)が1年間無償で付与されます。
    • WEAJニュースレターを受け取ることができます。
    • WEAJイベントへの参加割引が適応されます。
    • 1年を経過すると、準会員は失効します。

      Line公式アカウントにご登録ください。講習会の情報が配信されます。

      友だち追加

      https://lin.ee/ta0Qoo4


      Outdoor Leader Training Course

      アウトドアリーダーシップトレーニングコース(OLTC)は、参加者に、WEAの教育手法と教育内容を理解してもらうことを目的とし、COL受験の準備することを目的とします。

      OLTCはコース修了を認定するものです。資格を認定するものではありません。

      受講対象者
      • 野外教育指導者を目指す18歳以上の方
      講習形式
      • 集合講習
      カリキュラム
      9.1.野外生活技術
      • バックパッキング
        キャンプサイト選択
        山のトイレ
        服装の選択
        野外調理
        ロープワーク
        ナビゲーション
        衛生管理
        水の浄化
        ハイキングテクニック
        ベイジング(選択)
        たき火(選択)
        天候(選択)
      9.2.遠征計画
      • 食料計画
        装備計画
        トリッププランニング
      9.3.リーダーシップ
      • LODシステム
      • リーダーシップに関する諸理論(選択)
      9.4.リスクマネジメント
      • リスクマネジメントに関する諸理論
        各種セイフティーテクニック
        緊急時対応
      9.5.環境スキル
      • LNT7原則
      • 自然誌、文化誌解説
      9.6.教育
      • SPECモデル
        WEAの資格システム
        WEA・WEAJの歴史(選択)
        各種教育理論(選択)
      8.0.判断
      • 判断に関する諸理論(選択)
      修了証
      • Outdoor Leader Training Course 修了証
        発行:大阪YMCA総合研究所
      登録諸経費
      • 受講対象の講習費用以外、WEAJに支払う費用はありません

      会員の所属

    • OLTC修了の認定を希望する者は、以下の年会費を支払い、2年間のWEAJ準会員の権利を有するものとする。
      • 準会員として5000円/2年間を一括して支払う。
      • 会員の有効期間は2年間とし、原則更新できない。
      • ただし、更新を希望する者は、OLTC修了証延長規定に基づき最大2年間まで延長することができる。

        Line公式アカウントにご登録ください。講習会の情報が配信されます。

        友だち追加

        https://lin.ee/ta0Qoo4